XMでは金(ゴールド)も取引可能!スプレッドや値動きの特徴は?
XMといえば海外FX業者として有名ですが、実は為替だけではなく金(ゴールド)をトレードすることも可能です。
様々な金融商品に目を向けることによってエントリーのチャンスが増えますし、実際に取引しないとしてもトレーダーとして金の値動きはチェックしておくべきです。
そこで今回は、金の値動きの特徴やXMで取引する際の注意点等についてまとめてみました。
XMの口座開設がまだの方は上の記事をご参考ください。
金(ゴールド)の値動きの特徴
米ドル円との相関関係
金は安全資産とされ、有事の際の資産退避先となります。
つまり、市場がリスクオフムードの時に買われ、リスクオンムードの際には売られることとなります。
このことから、一般に金は米ドルや株価と逆相関の関係にあるとされます。
実際にチャートで比較してみましょう。
左が金/米ドル、右が米ドル/円のチャートです。
もちろん完璧にではありませんが、ある程度の逆相関が見て取れると思います。
- 米ドル/円の上昇 ⇔ 金の下落
- 米ドル/円の下落 ⇔ 金の上昇
この関係は必ず覚えておいてください!
ボラティリティの大きさは?
「金は世界中の人が取引するため流動性が高く、値動きは比較的穏やか」などと書かれているサイトをたまに見かけますが、私自身が普段トレードしている感覚としては「かなり激しい値動き」です。
そこで、実際に金のボラティリティをドル円やポンド円と比較してみました。
直近10日分の変動率を「(高値-安値)÷始値×100」で計算しています。
GOLD/USD | USD/JPY | GBP/JPY | |
11/12 | 1.01 | 0.34 | 0.46 |
11/13 | 0.77 | 0.45 | 0.58 |
11/14 | 0.92 | 0.57 | 0.35 |
11/15 | 0.60 | 0.43 | 0.60 |
11/18 | 1.19 | 0.52 | 0.86 |
11/19 | 0.71 | 0.35 | 0.59 |
11/20 | 0.86 | 0.36 | 0.57 |
11/21 | 0.89 | 0.39 | 0.68 |
11/22 | 0.80 | 0.23 | 0.85 |
11/25 | 0.57 | 0.31 | 0.85 |
Avg. | 0.832% | 0.395% | 0.639% |
こうやって表にしてみると一目瞭然ですね。
ドル円と比べると金レートの変動率は平均2倍以上です。
少なくとも普段為替トレードをメインにしている人なら「金はボラティリティが低い!」などとは口が裂けても言えないはずです(笑)。
もちろんたった10日分のデータでは信頼性があるとは言えませんが、初めて金をトレードする方はポンド円くらいの値動きは想定しておきましょう。
XMで金をトレードする際の注意点
取引時間
XMでは下記の時間帯でゴールドの取引が可能となっています。(※日本時間)
- 冬時間:月曜08:05~土曜06:50 (ただし06:55~08:05は取引不可)
- 夏時間:月曜07:05~土曜05:50 (ただし05:55~07:05は取引不可)
毎日早朝1時間ほど取引できない時間がある点に注意してください。
スプレッドとスワップ
2019年11月現在のスプレッドとスワップは下記の通りです。
スプレッドは大体ポンド円と同じくらいのイメージですね。
スワップはロングポジションはマイナス、ショートポジションはプラスとなっています。
ロングのスワップが結構痛いので、基本的には短期トレードをおすすめします。
また、スワップの発生時間は日本時間午前7時(夏時間は6時)です。
証拠金計算式
XMでのゴールド取引では以下の式で証拠金計算が行われます。
必要証拠金 = ロット数 × コントラクトサイズ × 市場価格 ÷ レバレッジ
※コントラクトサイズ:100オンス
レバレッジを888倍、金のレートを1450ドルとすると、1ロット(100オンス)の取引に必要な証拠金は「1×100×1450÷888=163(ドル)」で、日本円換算約17,800円となります。
最後に
ゴールドは値動きの激しさ故、ハイレバトレードは難易度が高いですが、リスクオン相場・リスクオフ相場をしっかり見極めてエントリー機会を厳選すれば、億トレへの近道にもなり得ます。
今までFXオンリーだった方も、この記事をきっかけにゴールド取引に興味を持っていただけると嬉しいです。